クルードラゴンが奏でる時代の音

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irishoan

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宇宙・SF・ファンタジー好き。
子供のころ読んだSFの世界を作るべく日々自分にできることを探している。
夢は宇宙旅行。趣味は読書とゲーム。

2020年5月31日にスペースX社のドラゴン宇宙船(クルードラゴン)が民間企業で初めて国際宇宙ステーション(ISS)に人を運びました。

昔は宇宙開発というものは、とてつもないコストがかかり、国しかできないと思われていました。それを一企業が実現したことにはとても意味があると思います。

また、この中継はインターネットを通じて世界中誰でもが簡単に見ることができました。

下の写真は深夜に宇宙ステーションとドッキングしようとしているところを私がスクリーンショットでとったものです。

こんなことができるなんてひと昔前には全く想像すらできなかったことです。

この映像は宇宙開発の時代が変わったことを多くの人に印象付けたのではないかと思います。

ISSにドッキングする直前のクルードラゴン

また、日本時間早朝でしたが、打ち上げたロケットを船に着陸させたシーンも見られた方は多いと思います。

SFや特撮ではよくあるシーンですが、あれ、現実にできるって思っていましたか?

何年か前に初めて成功したのを見たときは、正直目を疑いました。

思えば2000年を超えてから急速に宇宙が近くなってきた感じがします。

2004年のヴァージンギャラクティック社のスペースシップワンの民間初の宇宙到達。

2015年のブルーオリジン社およびスペースX社のロケットの垂直着陸成功。

2020年のスペースX社の有人宇宙船ISS到達。

もしかすると、僕らが生まれるずっとずっと前にアポロが月に行ったときもそうだったのかもしれません。

世界は少しずつそして着実に進み、いつの間にか時代は変わっていきます。

そのいわば「時代の音」をいつの時点でとらえることができるのか、その中で自分は何をしたいんだろうと考えていきたいものです。

「あの日夢見た未来はきっと現実になる」

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